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マック・ミラー ft. アンダーソン・パーク
 
  • フレッシュなようでそうフレッシュでもない二人の声が超マッチ!
    Mac Miller Ft. Anderson Paak
    マック・ミラー ft. アンダーソン・パーク
    プレイリスト合計: 3曲
    Mac Miller Ft. Anderson Paak
    マック・ミラー ft. アンダーソン・パーク
    • ◆カテゴリー:Hip hop, R&B, Soul, Funk
    • ◆出身:Pennsylvania(Mac), California(Anderson)
    • ◆メンバー:マック・ミラー, アンダーソン・パーク

    またしても夏の終わりと秋の始まりにストンと入る、絶妙なコラボがありましたよ~。マク・ミラー(Mac Miller)というのがラップする人で、アンダーソン・パーク(Anderson Paak)というのが、歌う人。二人ともけっこうなキャリアがあって、私なんかがこんなところでわざわざ紹介しなくても、知ってる人がいっぱいいて、詳しくいろいろと書いてあるかも。卑屈ですいませんね。

    さてさて、年下だけどキャリアが長い、マック・ミラーから紹介していきましょ。本名はマルコム・ジェームス・マコーミック、平成4年1月生まれの24歳。日本人だったら10歳から思春期をどっぷりゆとり教育に浸る世代。日本人じゃないから関係ないんだけど、そう言われると「若い!」って思う人がいるかと。

    ピッツバーグ生まれ、両親は写真家と建築家。なんかビジュアル方向の芸術面の遺伝子を持った子が生まれてきそうなんだけど、違うベクトルの芸術面が優れた赤ちゃんが生まれたんですね。お父さんはクリスチャンでお母さんはユダヤ教徒。ポイント・ブリーズ、というクリスチャンとユダヤ教徒の多い(金持ちな)町で育っています。「15歳まではスポーツ大好きで、ありとあらゆるスポーツをやってて、パーティにも行ったりしてたけど、ヒップホップはもう仕事みたいなもんだと思ってからは、ヒップホップとか音楽活動に関することしかやってない」って。15で一生涯の仕事が決められるなんて早熟!!15歳でパーティ行ってるのも早熟!!運動神経良さそうで、15にしてリア充!こん時もう童貞じゃなさそうだな!とか思う下世話なわたし。

    14歳でラップに傾倒、イージーマック(EZ Mac)という名前で15歳でミックステープ作成。オフィシャルにレーベル契約してプロになったのは19歳。レーベルはちょこちょこと移動していて、現在はワーナー・ブロス。知名度の割りにミックステープをじゃんじゃん作るし(基本的にミックステープは、サンプリング元の製作者の許可は得てません)、アル中だったり、ドラッグ中毒だったりする時期もあったりして、なかなかに一緒に働きにくそうな芸術肌。ちなみに、才能のある所にはどこにでも現れるファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)とも一緒に仕事しています。2013年に二人でアルバム出す予定だったらしい。それは出てませんけど。もしかして一緒に働きにくい奴なのか?!

    音楽は線の細い白人の声のラップです。ブラック寄りにならず、ポップで親しみが持てて、下品さがあんまりない。若者はすごいです。サラッと今っぽく、リズムも音楽も楽しそうにやっちゃう。そしてラップなんだけど、どこかしらサイケ。むちゃくちゃ押しが強いふうの音楽でもなく、この聞きやすさ、とっつきやすさ、そして来るものは拒まず、みたいな屈託のなさ。ハングリーなんだろうけど、ハングリーさを感じさせない。あと数年もしてきたらもっともっとすごい売れそうやわ~!

    そして、この曲で絶妙のソフトなセクシーボイスで相方を務めるのが、アンダーソン・パーク(Anderson Paak)です。黒人と韓国人がファミリー・バックグラウンドです。当時すでに疎遠になっていた父親が、突然実の母親を殺害、妹ともに、目撃者として警察に証言。自分ひとりで音楽を作成し始めます。ミュージシャンとしてある程度の成功があるまで、大麻場畑で働いていたのですが、突然リストラされて奥さんと赤ちゃんと一緒にホームレス生活を送ったり・・・とか。チラっとウィキペディア読んだだけなのに、バリバリの苦労人です。すごい。

    アンダーソン・パークは2013年に、白人の古典的なロックやフォークを、R&Bやジャズにするという趣向の、カバー・アートというタイトルのアルバムを出してます。50年代に白人が黒人の音楽ベースにほぼ原曲のまま演奏して売れまくっていた事にヒントを得てそういうコンセプトにしたらしい。当時は、黒人アーティストに支払いがされることなんていうのはほぼなかったらしく、それをモチベーションにしてやったそうです。なんだかやることがインテリっぽいぞ。じゃあこのアルバムはやっぱり白人には許可うけていないか、許可受けていても支払ってないのかのどっちかか。現在レコーディングが終了して、新しいアルバム、Yes Lawdの発売を待ってるところです。

    アンダーソン・パークの声は韓国系の血のせいか、黒人にしては声は少し細め。それもあってマック・ミラーともうまく混ざり合うんでしょうが、こちらは声がバリバリに割れるのね。この割れ声がシャウトとか、音楽的にアクセントをつけたい時に超カッコいくてさ。それでいて、ソフトに歌えば絶妙のエロボイス。高めのジェームス・ブラウン大先生のような声で、「お前、その声大事にしろよ!」とか、なぜか上から目線で思ってしまう。それにしても、ホームレスの時期があったなんて、今は妻子も十分食べさせられるだろうし、ホント良かった良かった。。。

    つーか、この二人、二人ともが黒すぎず、ポップすぎず、リズムのリフがイケている、っていうとても似た音楽スタイルがあって、二人とも声がすごく特殊で合ってるのよね。きっと惹かれ合うものがあったんでしょうね・・・(しみじみ)。

    Oriental Radio
    オリエンタルラジオ
    プレイリスト合計:3曲

    さーて、二つ目のプレイリストは、最近ENGEIグランドスラムで新しい曲(ネタ?)レディオフィッシュを披露してくれたオリラジでーす。だって藤森の声って、マジですごいんだもの。こういう声で生まれていたら私もラッパーになるよ。音楽の才能すごくあっても、声がついてこないミュージシャンってけっこういるから、とてもうらやましい。音楽的にすごい才能を感じる!とかじゃなくても、あの声のせいで「トラ!トラ!トラ!トラ!トラ!」っていうのがすっごく中毒性出るのよね~。やっぱいい声って財産だわ~。

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